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食事会 投稿者:C17藤山一男 投稿日:2019/06/30(Sun) 19:51 No.1656

合一会有志食事会のご案内です。
今回は長い間府立大学OB会関東支部の会長をしてこられた
佐竹さんのお疲れさん会です。期日は7月の合一会合唱団の
練習日に合わせて7月14日で日曜日の夕方になりましたが
その点ご了解下さい。お疲れさん会ということですが
いつもの食事会です。一応メールのみでのご連絡ですので
ご案内の届いていない方どなたでもお誘い下さい。
関東からは次期会長の荒森氏、岡野氏、中川(梅垣)さん、
こちらからも日浦さんご夫妻、四国の斉藤(竹内)さん、
福井の鉾之原(田中)さんなど15名以上ものご参加と
なりました。お気軽なご参加お待ちしています。

〜〜〜佐竹さんお疲れさん会〜〜〜
●日 時  7月14日(日)17時30分
      食事会17:30〜19:30  二次会19:30〜
●場 所  レストラン菊水(四条大橋東、南座前)
●会 費  6000円 
お時間のある方は二次会(3000円)もご参加下さい。
ご出席の方は藤山まで  
 携帯090-8234-7939   kf923@ezweb.ne.jp

Re: 食事会 - ちょっと古手   2019/07/04(Thu) 08:36 No.1709
佐竹さん、長い間お疲れ様でした。
荒森さん、よろしくお願いいたします。
藤山さん、いつもお世話いただきありがとうございます。
Re: 食事会 - C17藤山一男   2019/07/19(Fri) 12:03 No.1737
最終19名のご出席で二次会も深夜まで盛り上がりました。
ありがとうございました。
Re: 食事会 - C17藤山一男   2019/07/21(Sun) 21:33 No.1738
日浦さんです。
合一会合唱団第6回練習 投稿者:石田事務局長 投稿日:2019/07/15(Mon) 06:16 No.1734

昨日は合一会合唱団の第6回練習日でした。私は準備のために12時過ぎに府大に行ったのですが、

驚いたことに写真のように何やらわけのわからないダチョウの親戚みたいな鳥が3匹、ボックス街にいたのです。

傍に白衣の若い女性がいたので聞いてみたら、彼女は研究員でエミューというオーストラリアの二足歩行の鳥を府大で飼育しているとのこと。

まだ3か月ほどの子供で、休日も関係なく毎日府大内を散歩させておられる。卵の成分が花粉症の治療に有効とかいった話をしてくれました。

府大に行けば、うまくするとこのエミューの散歩に会えるかもしれないのですよ。

Re: 合一会合唱団第6回練習 - 石田事務局長   2019/07/15(Mon) 06:34 No.1735
練習ですが、この日の雨模様の天気もあるのか参加が悪く、S9、A6、T4、B5、合計24名でした。

この日は臼井指揮者が都合が悪くて欠席で、佐々木氏が代わりに『みやこわすれ』と『外国曲集』の練習指導をしてくれました。

彼は『みやこわすれ』の指揮は今までしていなかったので、2日間ほど楽譜を勉強されて、特にあまり見かけないイタリア語発想標語の意味の説明もしてくれました。

毎回の練習のお陰で難曲である「薔薇のかおりの夕ぐれ」と「すみれ」は以前と比べてジワジワと歌えるようになってきています。

Re: 合一会合唱団第6回練習 - 石田事務局長   2019/07/15(Mon) 06:44 No.1736
写真はテナーの 史49ボンさんがお嬢さんを休ませておられるところ。

このようにして子供連れでも練習に来てくださって、テナーの参加人数の少ない折、有難いことと思っております。

またお子さんにとっても幼い頃から合唱の練習に立ち会うということは将来的に合唱好き人間になってくれるのではないかと期待しております。

ボンさんいつもご苦労様です、またヨロシクお願いいたします。

なおゆき氏のジョイコン評価5 投稿者:石田事務局長 投稿日:2019/07/09(Tue) 06:29 No.1727

【各パートについて】

≪ソプラノ≫

上回生と新入生とを問わず声量がとてもあり、立派に主旋律を歌えていたと思います。また、表情豊かに歌えている人も多かったと思います。

一方で、安定して歌えているときもあれば、少しのどから押し出したような声になるときもある印象です。

いくつか原因はあると思いますが、歌いだし前のブレスが不十分な時に起こりやすいようです。

テンポが速い曲(例えば定演で披露する通年の4曲目は四分音符=120と速めです)だとブレスの時間があまりとれないため、数拍前から準備しておく、普段から一気によりたくさんの息を入れられるように意識して練習するとよいでしょう。

合唱団の全体発声では、数拍かけて均等に息を吐く練習はするものの、数拍かけてたっぷりの息を吸う練習は少ないように思います。

これからは肺活量を増やすための練習も重要だと感じました。

なおゆき氏のジョイコン評価5 - 石田事務局長   2019/07/09(Tue) 06:32 No.1728
≪アルト≫

まずは去年よりも平べったさがなくなり、響くようになってきたと思います。

また、今回の曲ではアルトが和音進行のうえで重要な音を担当している部分が比較的多かったと思いますが、そういったところでもしっかり主張できていたと思います。

定演に向けて課題となるのは声量でしょう。パンフをみている限り、アルトは府大最大勢力のはずですが、その割にフォルテになるとすっかり埋もれてしまってもったいない印象でした。

せっかく声が響くようになってきているので、声量を意識するだけでもだいぶ変わってくると思います。

主張するべきところでははっきり出ているので、それ以外の部分でももう少し出てきてもいいかもしれません。

なおゆき氏のジョイコン評価5 - 石田事務局長   2019/07/09(Tue) 06:35 No.1729
≪テナー≫

声量もよく出ていますし、不器用ながら何かを表現しようとして歌っている人も見られました。

加えて、4回生は表情豊かに歌えていたと思います。後期は「響き」と「リズム」に意識を向けてみるとよいと感じました。

「響き」に関してはいまよりもっと口を開けること、息の流すことが重要です。発声でハミングをしているとき、頭に手を当ててみて骨の振動を感じることができるか。

歌っているときアゴに余計な力が入っていないか。いろいろな基準で響く声になっているか確かめてみてください。

「リズム」に関してはただひたすら練習です。体に染みつくまで反復しましょう。これはベースも同じです。

なおゆき氏のジョイコン評価5 - 石田事務局長   2019/07/09(Tue) 06:38 No.1730
≪ベース≫

まずは「心の窓辺で」の、ベースが低音域でピアノの左手の音階を歌う見せ場をしっかり歌えたことは素晴らしいです。3か月間言い続けた甲斐がありました。

これから向き合うであろう曲もほとんどはベースが根音として、ハーモニーの土台となる音を担当させているはずです。

そのため、他のパートにもまして響きのある声を求められると思いますが、この調子で練習すれば問題ないのかなと思います。

「響き」についてはテナーの所で書いたのでここでは割愛です。

一つ気になったのは、ウイングしたときに体ごと指揮者の方を向いている人が2〜3人いた点です。こうすると声が前に飛ばず、また客席からも見えにくくなるので少しもったいないです。

ウイングは両端が気持ち前に出て、体は客席を向いているのが良いと思いました。

なおゆき氏のジョイコン評価5 - 石田事務局長   2019/07/09(Tue) 06:55 No.1731
【最後に】

以上つたない講評に終始してきましたが、ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。

最後に私が申し上げたいのは、府大合唱団は決して衰退期にあるのではない、ということです。

たしかにここ数年は慢性的な団員減少に悩まされており、役職の兼任など厳しい団運営を余儀なくされている側面はあります。

しかし同時に、ここ数年の演奏会は先生方やお越しくださった方から高い評価をいただくようになってきているのも事実だと思います。

それは団員数が減ったとしても、その分各団員がこれまでにも増して積極的に団の活動に取り組んでいるからといえますし、その点で現在の危機感が良い方向に作用としていると感じます。



きゃしー正指揮者をはじめとする4回生、同回生がいないながらも渉外委員長とパートリーダーをこなして先輩後輩と共に合唱団を支えるせきま、

幹事長と実行委員長という空前の兼任を引き受けて合唱団を導くやっちー。

6/30(日)はやっちーの誕生日だったようです。この演奏会は彼女にとって、立派な誕生日プレゼントになったことでしょう。

また、たくろー副指揮者をはじめとする技術委員や演奏会実行委員。13人の新入生もみな頑張って歌っています。



合一会のみなさまにはこれからも府大合唱団を見守り、応援していただきたいと思います。

今年からは合一会合唱団が発足しましたし、来年は合唱団創立70年の年です。

ゆくゆくは現役とOB・OGの垣根を越えて力を合わせることで、今までより大規模な演奏も可能になるでしょう。

団員数が減ったからとはいえ、そのために活動の幅が狭まってしまうのはもったいないと思いますし、

むしろ「足るを知る」ように縮こまってしまうのではなく、与えられた環境を有効に活かしてなしうる限りの演奏会を目指してほしいと個人的には感じます。

そのためにも現役の皆にはなお一層の発展を激励し、合一会のみなさまにはこれまでのご厚意にいたく感謝するとともに、向後のさらなるご支援をお願いする所存です。

×    ×    ×    ×    ×

以上5日間にわたっての連載となったボリュームのある、なおゆき氏によるジョイコン評価でした。

元正指揮者でなおかつ今年卒団後も団を見守り続けてきた彼でこそ書きえた内容の濃い評価文でした。

現役の皆さんには12月の定演での更に発展した演奏を期待しております。頑張ってください。

なおゆき氏のジョイコン評価4 投稿者:石田事務局長 投稿日:2019/07/08(Mon) 06:26 No.1724

【4st】合同ステージ

3団の合同ステージはおなじみ伊東恵司先生指揮で、合唱のための6つのソング『ワクワク(谷川俊太郎作詩/信長貴富作曲)』の演奏でした。

伊東先生がポップステイストの曲を指揮されるときは必ず、ホールをいっぱいに使った演出が付きますが、今回も期待通り音楽だけでなく、視覚的にも楽しめるステージとなっていました。

女声の色とりどりの衣装、照明の明るさの調節、オーダーの転換などたくさんの見所がありました。また個人的に見ていておもしろかったのは男声のポージングです。



『ワクワク』はプレリュードとして配されている表題曲の縮約版(今回のステージでは入場曲のように用いられていましたね)を含め、全7曲からなりますが、その中盤に男女の順で同声合唱曲が盛り込まれています。

男声が歌った「ひとりぼっち」は孤独を孤高ととらえ、自分自身に倚って生きようとする内容でしたが、そのときの遠くを見つめるようなポーズはかっこよかったです。

リズミカルな曲も多かったですが、まだまだそのリズムに乗り切れずにぎこちなく聞こえる部分が、男声にややあったのは少し残念ではありました。

ぜひ定演のPOPstに向けて改善できれば、と思います。



さて、このステージでは演出でテナーパートリーダーでもあるひびき君が頑張ってくれました。

彼は演出として、通年曲練習の時も前に出て団員の歌う表情を観察してアドバイスしていたり、リハーサルの時も他団の演出(ステージマネージャー)と協力しながらオーダーに指示したりと、大活躍でした。

定演では彼がどんなPOPstを作るか、今から楽しみです。

なおゆき氏のジョイコン評価4 - 石田事務局長   2019/07/08(Mon) 06:28 No.1725
【アンコール】

アンコールは荒井由実の「やさしさに包まれたなら」の合唱版(信長貴富編曲)。

はじめは男声のソロパートから始まります。今回は3団から1人ずつ計3人で歌っていました。府大からはひびき君が出ています。

随所にアクセントがあったり、ハンドクラップ(手拍子)があったり、とオリジナルよりもリズミカルな編曲になっており、ステージにとてもマッチしたアンコール曲と思いました。



途中、ピアノの連弾パートが出てきますが、この部分をピアニストの先生と一緒に弾いていたのは、ソプラノパートリーダーのうらしさんです。

リハーサルで見たときはびっくりしましたが、とても格好良かったです。連弾っていいですね。

このステージは府大POPstにとっても、ひとつのモデルケースになったかと思います。

舞台や客席・通路をどう使うか、オーダーの配置はどうするか、照明は…などなど活用できる点はいくつもあったはずです。

私は個人的に新しいPOPを模索してみるのもよいなあ、と感じました。

なおゆき氏のジョイコン評価4 - 石田事務局長   2019/07/08(Mon) 06:35 No.1726
【ロビーコール】

ロビーコールは1曲目が谷混さん副指揮のサリマライズ、2曲目はたくろー君のいざ立ていくさ人よ、ラスト3曲目はゲルさん正指揮の夢みたものは、でした。

横にいたフリューゲル4回生で昨年正指揮の子から聞いたのですが、2・3曲目は2年前に3団合同でやったときと同じ曲だったようです。

そういえば、当時いざ立てを振ったのはその子でしたし、私もタイムスリップしたような懐かしい気持ちになりました。

実行委員長あいさつを聞いていて、あらためてこの先も3団Jointが続けば嬉しいな、と思いました。

×    ×    ×    ×    ×

明日は連載最終の各パートの講評です。ヨロシク。

なおゆき氏のジョイコン評価3 投稿者:石田事務局長 投稿日:2019/07/07(Sun) 06:45 No.1719

【1st-2】正指揮者曲 混声合唱組曲『今日もひとつ』

≪混声合唱組曲『今日もひとつ』について≫

この曲集は星野富弘作詩、なかにしあかね作曲で、もともと女声合唱曲として作られたもののようですね。

出版譜のまえがきによれば、この曲集の原型は1992年初演の、独唱版『二番目に言いたいこと』に収録されています。

それから14年後の2006年に女声合唱組曲『今日もひとつ』が完成し、それが混声になったのは2018年11月のことでした。

初演は、去年の府大定演が行われた12/2(日)に伊豆で行われています。こんなに新しい曲集を後輩たちはどこから見つけてきたのか、私自身は驚きましたが、

それ以上に驚きなのは曲集の原型ができてから混声版として演奏されるまで実に約29年もの歳月を経ていることです。



まえがきで作曲者のなかにしあかねさんは「大切な富弘さんのことばを、ひとつひとつ納得できる形を模索しながら、」と書いてらっしゃいます。

他の合唱作品にも言えることでしょうが、この曲集はとりわけ丁寧細やかな詩の読み込みの上に成り立っていると推察されます。

なおゆき氏のジョイコン評価3 - 石田事務局長   2019/07/07(Sun) 06:52 No.1720
≪詩人星野富弘について≫

詩人星野富弘。この方の詩に付曲されている「明日へ続く道(千原英喜作曲)」を、60回記念定演の学指揮アンコールでやりましたので(つまり私が指揮しました)、記憶の片隅にある方がいらっしゃるかもしれません。

そのとき調べたことを思い出しながら、この詩人について手短に解説しておきます。



1946年、群馬県に生まれた星野さんは大学卒業後、中学の体育の先生に就かれます。ところが、赴任して2か月後、授業中に頸椎を損傷する大けがを負ってしまいます。

首から下の自由が利かなくなった星野さんはいつまでとも知れぬ長い入院生活の中で、字を書きたいと願うようになり、唯一動かすことのできる首を使って手紙を書かれるようになります。

そうしてそこに絵がつくようになり、星野さん独自のスタイルが生まれました。すなわち、詩と絵が一枚の色紙に収められているあのスタイルです。

ここでは簡単に書きましたが、私などにはとても想像できぬほどの悲しみと苦しみとから生み出された詩を反芻していると、何とも言えない気持ちになります。

そしてこのような詩が5篇集まって、混声合唱組曲になるまで実に29年もかかった。この組曲はそれほどに膨大なエネルギーが費やされて成ったものなのです。

今回はその曲集の中から1曲目「いつだったか」と終曲の「今日もひとつ」を、この順番で演奏しました。12月の定演では全曲披露すると聞いています。

それでは各曲の講評に移ります。



〔参考──石田補記〕

なおゆき氏の上記解説を読んでそれまで何も知らなかった星野富弘さんのことに、かなり関心を持ってしまいました。インターネットで調べた範囲ですが、なおゆき氏の解説に少し補足で書かせていただきました。

星野さんは事故で首から下が動かなくなって入院して2年目の頃から口に筆をくわえて文や絵を書き始めました。

そして入院中に見舞いに来た人の影響でキリスト教の洗礼を受ける。やがてその教会の信者で毎週見舞いに来て星野さんの作品を誉めてくれる女性と結婚。

それまでお母さんが絵の具を混ぜ合わせ、絵筆にそれを含ませて星野さんの口元へ持っていく役目をしていましたが、それを奥さんが引き受けるようになりました。

9年半の入院生活後に退院し、ふるさとである自然豊かな群馬県みどり市東町に住まう。

その地で1991年春に開館した富弘美術館では、星野さんの珠玉の作品を見ることが出来ます。2010年の美術館開館20周年には入館者は600万人となっております。

星野富弘フェイスブック https://www.facebook.com/HoshinoTomihiro/

富弘美術館 https://www.city.midori.gunma.jp/www/contents/1389160237278/index.html 

なおゆき氏のジョイコン評価3 - 石田事務局長   2019/07/07(Sun) 07:08 No.1721
≪1曲目 「いつだったか」≫

この曲はピアノ演奏が半分以上、全74小節のうち実に39小節を占めており、歌い手は約3分の演奏時間のうち1分40秒ほどは突っ立っているだけ、という珍しい曲です。しかし、合唱演奏会は舞台芸術ですから、何らかの表現ができれば説得力が増すと思います。

今回は最初から整列して演奏していましたが、定演では何か演出を考えてもおもしろいと思いました。

まりえ先生のピアノに聴きほれた後、しっとりとした曲調でコーラスがはじまります。「いつだったかー」と母音から歌いだすのですが、語頭も曖昧にならず、しっかり聴こえていました。

さらに、強弱が指示されていない部分でも、長い音符のときに小さな音の山をつくり、ふくらみを出している部分などはとても芸が細かく、さすがにきゃしー正指揮者の技巧が光っていると思いました。



パート間で主旋律をバトンタッチするところも各パートしっかり主張できていましたし、穏やかな曲調の中にもテキストがもつ内なる力強さを表現できていました。

この曲はパートソロの部分と4声で一緒に歌う部分がありましたが、いずれもつつがなくタイミングを揃えて歌えていたと思います。

この曲も5月の合唱祭で披露したのですが、そこで浮かび上がっていた問題点が解消されており、非常に丁寧に、楽譜に忠実に歌えていたでしょう。

ただ一点だけ指摘するならば、ハーモニーにもう少し気を配ればもっと良くなると思います。

この曲に即していうならば、(前奏)→(コーラス)→(間奏)→(コーラス)→(間奏)→(コーラス)→(後奏)という構造になっています。

そして、各コーラスのまとまりの最後は必ず1小節伸ばしており、そのハモりはいずれもベースを根音とするメジャーコードです。

こう考えると、そのハーモニーを効果的に演出するためには、根音を出すパート、その3度上、5度上を出すパートの歌い方を工夫できそうです。

楽譜を眺めていると、ベース以外の上3声はいずれも担う役割が目まぐるしく変わっているようですから、パート内で3度上を担う時と5度上を担う時とで歌い方を変えてみると楽しいかもしれません。

なおゆき氏のジョイコン評価3 - 石田事務局長   2019/07/07(Sun) 07:15 No.1722
≪2曲目 「今日もひとつ」≫

この曲も、まりえ先生のやさしい旋律に背中を押され、コーラスはオールユニゾンではじまります。オールユニゾン、つまり同じ旋律を全パートで斉唱するということですが、これは本当に難しいのです。

第一に全員のタイミングを合わせないといけませんし、少しでも音の正確さにばらつきが出ればたちどころに目立ってしまいます。それでもソプラノとベースとでは声質が異なりますから、各人がなにも意識せず歌うと必ずきれいな斉唱にはならない。

何を申し上げたいかというと、このオールユニゾンが本番できれいに決まったことを特に評価したいのです。

この部分は、練習のたびに出来たり出来なかったりということがあり、私自身コンサート当日のリハまで気をもんでいましたが、つつがなくクリアできたのは嬉しく思います。

中には、テキストに感情を乗せようと意識できており、実際表情を作っている人も見られました。定演では、歌い手全員でどのような感情を表現するのか、楽しみにしたいと思います。



さて、歌詞が手許にある方はお分かりかと思いますが、詩の中には日常/非日常の(しかしそれは星野富弘さんにとっての日常/非日常、ですが)、いろんな感情が散りばめられています。

普段のありふれた感情から心を大きく揺るがす激情まで。そして、曲集全体を通してこの曲にのみffが2か所登場します。こうした変転する強弱も、粗削りながら表現しようという意志がみえました。

この曲では、高音が安定して出ていたこと、どのパートも言葉が聞こえやすかったことで、全体としてすっきり流れていったような印象をもちました。

これは途中で大きな盛り上がりがありながらも、最後は満ち足りたように、従容として収束していくような曲のつくりとマッチしています。

そう考えると、この演奏は歌い手と客席とで曲の世界観を共有させるような一体感を作り出すことに成功したのではないでしょうか。前期でありながら、これはとても偉大だと思います。



そのうえで、定演に向けて改良できそうなところを挙げておきたいと思います。まずは、この曲に限らず曲集を通じて散見されるテヌートの表現です。

テヌートの本来の意味は「音符の長さを十分に保つ」ということですから、テンポが変わるわけではないのですが、強調して歌うことは確実でしょう。

実際演奏される場合はたいていリタルダンドと同じように表現されますが、言葉をよりはっきり発音するなどいろいろ考えられると思います。

また、言葉の意味によって歌い方を変えてみるのもひとつでしょう。この曲には、笑う、泣く、望む、諦める、憎む、愛する…と、多様な感情が出てきます。

そうした感情一つ一つの意味に頓着しないのはむしろもったいないと思いますし、今の合唱団の歌唱力をもってすれば情緒を込めて歌うことでテキストを効果的に演出することは十分できるはずです。

詩の中には、私たち学生には想像もできない感情が織り込まれていると思いますが、自分が経験したことがないものでも演じることで伝えられると思います。

そのためには、付曲されている詩だけを取り出して皆で解釈を共有してみるのもいいですね。

なおゆき氏のジョイコン評価3 - 石田事務局長   2019/07/07(Sun) 07:33 No.1723
≪正指揮者きゃしーさんについて≫

正指揮者のきゃしーは現在4回生で、指揮者としては3年目です。

彼女の指揮は、基本の形に忠実でとても見やすく、実際「今日もひとつ」2曲を通して、入りが揃わないということはほとんどなかったと思います。

また、振りの大きさや跳ね上げなども用いて表現をつけていましたし、歌い手のみならず客席からの見ごたえもあったのではないでしょうか。

しかし、彼女の指揮で特筆すべきはそれらを、全く大変なことをやっている様子を見せず、まるで当たり前のように軽々とやっているところだと思います。

基本図形を崩さず、しかもその中に楽譜で示されている表現もつけ、時には左手が右手とは独立した動きで曲調に応じた歌い方を促す。

特に左右の手で異なる動きをするというのはとても難しいですし、こんな芸当は並大抵の能力でできるものではありませんが、きゃしーは実にこなれたようにやってのける。

それはもちろん、豊富な経験に裏打ちされたものであると同時に、丁寧な楽譜の読み込みと普段からの努力によるものだろうと感じました。

この技量はぜひ後輩たちにも引き継がれてほしいと思います。

×    ×    ×    ×    ×

この連載は明日も続きますのでヨロシク。

なおゆき氏のジョイコン評価 2 投稿者:石田事務局長 投稿日:2019/07/06(Sat) 06:38 No.1715

【1st-1】副指揮者曲 混声合唱のためのソング集 『私からの手紙(メッセージ)』

副指揮者は例年Jointではステージを振らないのですが、今年は当初指揮者のポストを2つとも2回生が担当していたため、通年曲も2つとなっています。



≪曲集『私からの手紙』について≫

この『私からの手紙(みなづきみのり作詞/石若雅弥作曲)』は、他の曲集とは異なった成り立ちをもちます。

作曲者からのメッセージいわく、

「私が12小節〜20数小節程度のモチーフをいくつか作り、そのメロディにみなづきみのりさんが歌詞をつけ、続きを私が作曲する――という、まさしく「手紙」のやりとりのような方法でこの曲集は完成しました。」

それゆえ、曲集を構成する5曲は暗示的であれ、明示的であれその世界観に何らかの共通点があるように思われます。

また、曲を越えて用いられるキーワード(薫り、微笑み、扉、星など…)もあり、詞の読みようによっては何らかのストーリーを創造することさえできるでしょう。

このように、テキストが与える解釈の余地、そこから創り出される音楽の多様性はこの曲集の隠れた特長の一つといえます。

今回はこの曲集から、4曲目の「子守唄」、次に3曲目の「心の窓辺で」を披露しました。

曲順が、曲集のそれとは逆になっていることに違和感をもたれるかもわかりませんが、4曲目の最後の和音(A#m7)がいかにも次へのつながりを暗示するようで、これで指揮者交代するよりかは曲順を逆にする方が適当だ、となったのでした。

曲紹介に移ります。

なおゆき氏のジョイコン評価 2 - 石田事務局長   2019/07/06(Sat) 07:05 No.1716
≪1曲目「子守唄」≫

この曲はしっとりとした女声の旋律から、中盤にかけて盛り上がり、転調しつつも終盤ではじめの旋律が再現されて、しっとり終わる、という構成をとっています。

テンポが比較的遅い(四分音符=70前後)ため、たっぷりとブレスをし、大らかに歌うことが求められますが、特に問題なく歌えていたと思います。

強弱についてもきちんと意識できていましたし、途中ピアノが主旋になる部分も柔らかく歌えていました。

以上に加えて、今回は言葉がうまく処理できていたことも高く評価できるでしょう。

前期からこれに注意するのはなかなか難しいのですが、今年はアンサンブルトレーナーを務めてくださっている中坂先生のご指導もあり、客席まで歌詞が届いていたのではないかと思います。



一方で、ハーモニーが少しばらついて聴こえたり、本来聴こえるべきパートの声が十分に聴こえてこなかったり、という部分もありました。

ハーモニーについては、和音の土台をなすところの低声(とりわけベース)の働きが重要になります。

どうしても高い音を担当するパートの音量が大きくなりがちですが、パートの人数を調整する、歌い方(口の開け方など)を工夫するなどして改善できると思います。

本来聴こえるべきパートとはとりもなおさず、言葉を歌っているパートです。ですから、あるパートは長い音符を伸ばしていて、別のパートが言葉を歌っている場合、長い音符を歌う方はバックコーラスとなります。

特にこの曲の場合、語尾に長い音符が来ていることが多いですので、いちいち意識していないと曲の主旋を見失うかもしれません。

以上は後期の課題点になるだろうと思います。

なおゆき氏のジョイコン評価 2 - 石田事務局長   2019/07/06(Sat) 07:14 No.1717
≪2曲目「心の窓辺で」≫

「子守唄」とは打って変わって、アップテンポ(四分音符=136)のうきうきした楽しい曲調です。この曲は合唱祭でも披露しており、ホールで歌うのは2回目です。

この曲も、転調をまじえながら大きく3つに分かれます。明るく始まる序盤、辛い過去を連想させる暗い曲調の中盤、輝く未来へと歩みだす終盤。約2分で目まぐるしく変わる表情をどう歌い分けるかがポイントの一つです。

特に男声の表情がすこし固いように見えましたが、まりえ先生の軽やかながらも芯の通ったピアノに導かれて、歌声は本当に楽しそうでした。

ffの部分のみならず、pで抑えるところもしっかり声が出せており、合唱祭よりもはるかに成長しているように感じました。

また、ソプラノは高音域も喉から絞り出すことなく安定して出せていましたし、ベースも主旋律の部分はしっかり主張できていたと思います。

総じて、合唱祭から1ヶ月でよく仕上げたと感心しました。



ただ、2〜3アドバイスすべきところもありました。1点目は、アクセントをどう歌うかということです。この曲は序盤と終盤にアクセントが多用されていますが、数か所意識することなく普通に流してしまっていたように思います。

この曲におけるアクセントのように、ある曲で特徴的な部分は@どれくらい意識できるか、Aそれを他の部分とどう歌い分けるか、が重要です。

@に関しては、楽譜に色を付けていけば機械的に認識することはできますが、Aは案外難しいかもしれません。腹筋に力を入れて、とか前もって準備して、など声掛けはできるはずですが、それをいざ舞台上で忘れずに、分かりやすく歌えるかとなると話は別です。

練習の早い段階から指揮者なりパートリーダーなりが指摘し、意識し続けてもらうことで、条件反射的にできるようになるのだと思います。



2点目は、クレッシェンド(cresc.)の歌い方です。これは「徐々に大きく」という意味の音楽記号ですから、はじめは小さくだんだん大きく、という歌い方になるはずです。

ところがこの曲に関しては、はじめから大きく歌いだしたために、音量の差分が不明瞭になっていた点が少し気になりました。

その大きな理由は、この曲が速めのテンポで進んでいくために、物理的にcresc.を表現する時間が十分に取れないところにあるでしょう。

こういった場合は、cresc.の始点を不自然なほど弱めてみてから調整することで、表現しやすくなるのではないかと思います。



3点目は表情です。譜めくりとはいえ、ページの変わり目以外はただ座っているだけですから、歌い手の表情とか指揮者を横目でみるわけですが、何人か表情がこわばったまま「わたしはうたってるー」なんて歌っていたのがすこし微笑ましくもありました。

楽しい曲なので、笑顔で歌うとそれを見ているお客さんもより楽しくなるでしょう。とはいえ、初めて舞台に乗る新入生も多かったので、緊張している人もいたと思います。

こんなことは経験すれば慣れることです。これから慣れましょう。

ちなみに私は表情を作ることが苦手だったので、目を見開き、口を大きく開けて歌うことを意識していました。楽しい曲調のときにこのように意識していれば、控えめな曲調になったときは反対に少し伏し目がちにするなどして応用が利きます。

よければ参考にしてみてくださいね。。



以上、褒めている時間よりも改善点を並べている時間の方が長い気もしますが、副指揮前期の曲と考えるならば、快挙といって良い内容だったと思います。

音の正確さもさることながら、強弱や言葉の処理などあらゆる面にきめ細やかに注意が行き届いており、とても立派な演奏でした。本当に素晴らしい。

なおゆき氏のジョイコン評価 2 - 石田事務局長   2019/07/06(Sat) 07:21 No.1718
≪副指揮者たくろー君について≫

たくろー君は現在2回生で、音楽経験がないにもかかわらず、指揮者に手を挙げてくれました。

そんな彼がどんな音楽を作り上げたかは前述の通りです。音楽経験の有無などものともせず、3か月でこのステージを作った彼の努力と手腕とにまずは敬意を表したいと思います。

もちろんこれは彼だけの功績に帰せられるものではないでしょうが、ステージをよりよいものにするために尽力したパートリーダーや団員や先生方は結果的に彼に協力したのであって、そうした協力を得ることに成功したのはやはり彼自身の力だと思います。

それゆえ指揮者の力は個人の力ではなく、その指揮者の演奏に関わった全員の力の総体です。

これは案外どんなことにも言えるのではないかな、と思います。



今後は、基本的な指揮の振り方の練習に加えて、楽譜を読み込む訓練が重要ではないかと思います。

まずは楽譜にある表現を忠実に再現する。それから、合唱曲はどんなものでも歌詞と音楽から成り立っていますので、歌詞から連想されるイメージを表現してみようと模索してもよいと思います。

そして、今回の演奏ですでに彼が自分なりの表現をつけようとしている場面があったのも事実です。

2曲目「心の窓辺で」の途中で、転調して暗い曲調になったとき、彼はそれまでの4拍子から2拍子へと指揮の振りを変えていました。

細かい点ではありますが、楽譜を読解し、ある部分に合うような表現を考えているのは素晴らしいと感じました。

彼は今後どんなふうに成長していくのか、乞うご期待です。

×    ×    ×    ×    ×

明日は1st後半のキャシー指揮者の振った曲についての評価を掲載します。

なおゆき氏によるジョイコン評価 投稿者:石田事務局長 投稿日:2019/07/05(Fri) 06:32 No.1710

例年ですと演奏会終了後に、合一会担当によるジョイコン評価の意見を掲載していたのでした。

ところが今年の卒団生から合一会担当が選出できませんでしたので、例年の企画が出来ずにおります。

その企画に代えて今年卒団の元正指揮者なおゆき氏にジョイコンの府大演奏に関して評価のレポートを書いていただきました。

かなり詳しい内容ですので何回かに分けて連日掲載させていただきます。

現役の皆さまには是非とも読んでいただき、なおゆき先輩の熱のこもった意見を今後の演奏に生かしていただきたいと思っております。

なおゆき氏によるジョイコン評価 - 石田事務局長   2019/07/05(Fri) 06:36 No.1711

『京都府立大学合唱団&大谷大学混声合唱団&同志社コール・フリューゲル 3団Joint Concert レポート』

合一会のみなさま、こんにちは。史67伊藤直之と申します。2年前、Magnificat合同演奏をしたときに学生正指揮者を務めておりました。

いまは院生の身ではありますが、6/30(日)のJoint Concertには、府大st譜めくりとして参加させていただきました。

日曜日は朝から、陰鬱な灰色がまるで街じゅうから音を吸いこんでしまっているようでしたが、ホールでは快活で、美しい音色が鳴り響いていました。

以下では、僭越ながら私が演奏会のレポートをいたします。

(写真は府大単独ステージで譜めくり中のなおゆき氏)

なおゆき氏によるジョイコン評価 - 石田事務局長   2019/07/05(Fri) 06:45 No.1712
【学歌 あけぼの】

まずは3団のエール(学歌)から。私も舞台袖で聴いていました。

例年あけぼのは、あまり練習時間がとりにくく、演奏会直前に一気に仕上げてゆくのですが、今年はそういったことを感じさせないほど落ち着いて歌えていました。

最初のユニゾンの部分も、4声に分かれる部分も綺麗に響いていたと思います。演奏会の初っ端ということもあってか、まだまだ表情の硬い人も何人かいましたが、徐々にほぐれてきたように思います。

指揮はきゃしー正指揮者。4回生ながら今年もステージを指導してくれています。

リハでも本番でも、たまにどこかのパートだけリズムが異なっていたのですが、それは楽譜がそうなっていたため、それに忠実に歌ったとのことでした。あとから確認してみると、本当にいくつかそういうところがあり、OB1年目にして新たな発見でした。

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